ウェット(水貼り)での貼り方
貼る前の準備−1
表面にチリやホコリなどのゴミがあると、貼った後に表面がでこぼこになってしまいますのでよく清掃してから施工してください。清掃後もゴミやホコリの多い環境では、施工時に接着面に入り込むことがありますのでご注意ください。
ワックスや油分、撥水材があると十分に接着しないことがあるので、市販のクリーナー等で取り除いてからの貼り付けをお勧めします。
貼る前の準備−2
表の転写シート(アプリケーションシート)側と裏の剥離紙側をそれぞれしっかりとこすって圧着しステッカーを転写シートに貼り付けます。
しっかりと圧着した後は、アプリケーションシートにステッカーが貼り付いているかゆっくりと剥いで確認します。一部が台紙に残ったまま剥いだり、貼り付けようとするとそこがちぎれてしまうことがあるのでご注意ください。
位置決めと固定
貼る位置を決めて、マスキングテープや養生テープなど貼る面に影響を与えないテープでステッカーを固定します。
ステッカーの大きさや施工箇所に合わせて固定位置はやりすいように調整してください。
貼り付け−1
固定用のテープをずらさないようにしつつ裏返して、ステッカーの剥離紙を剥がします。剥離紙にシートがそのまま付いてきてしまわないように注意してください。
また、シートの粘着面にゴミが入ってしまわないようにもご注意ください。
貼り付け−2
貼り付ける面とステッカーの粘着面の両方に洗剤を混ぜた水を霧吹きで吹き付けます。
洗剤水に入れる洗剤の目安は、水1Lに対して中性洗剤が10滴ほどです。
貼り付け−3
シートを張ってヨレないようにしながら、シワができないようにしつつスキージーで貼り付けていきます。
一通り貼り付けたら再度スキージーでしっかりと圧着して水と空気を抜いていきます。
無理な力を入れすぎてシートを痛めたり、シートがずれてしまわないようにご注意ください。
転写シートの剥ぎ取り
貼り付けが完了したら、転写シートと固定用のテープを剥がしていきます。
水が十分に抜けていないとシートごと剥がれる事があります。
その際は元に戻して再度圧着した後、ある程度乾燥させてからもう一度剥がすようにしてください。
水や空気が残ってしまったら
貼り付け後水が残っている場合、スキージーで端に向かって水を逃がすようにして水を抜きます。ある程度の水は乾燥していくとともに抜けていきます。
空気が残ってしまう場合は、カッターの先や鋭い針などで小さな穴を開けてそこから空気を逃がします。